更新2022年3月2日午後3時45分(日本時間
フェニックス-アリゾナ州産業開発局は、アリゾナ州北部の森林の健全性を改善し、価値ある木材製品を生産するため、ニューライフ・フォレスト・レストレーション社との約$2億ドルの債券発行を完了した。
ニューライフは4つの森林で活動し、夏季に山火事が発生しやすい密林地帯の間伐を行う。
「アリゾナ州政府産業開発局プログラム・マネージャーのパトリック・レイ氏は、「毎年、森林火災が連邦、州、私有地を荒廃させている。「森林を間伐し、雇用を提供し、潜在的な火災の燃料を必要とされる建設資材に変えるというニューライフの計画は、この地域の経済を活性化するでしょう。間伐プロジェクトはまた、アリゾナ州北部の地域社会が毎年直面する危険な火災の季節を減少させるでしょう。"
ニューライフ社の計画は、米国森林局の4森林再生イニシアティブ(4FRI)プログラムの一環である。同社はこの資金で、ベルモントに42万5,000平方フィートの産業施設を完成させ、高速製材所、プレーナー製材所、ドライキルンを設置する。またニューライフ社は、ヘバー近郊にある木こりの製材所の生産能力を大幅に拡大する予定だ。
アリゾナ州政府産業開発庁は、特定の森林再生目標を義務付けた米国の「グリーンボンド」市場で、持続可能性にリンクした導管収入債券を発行した。間伐プロジェクトは、アパッチ・シトグリーブス、ココニーノ、カイバブ、トントの各国有林で行われる。
アリゾナ州IDAは、2016年に設立された非営利法人で、住宅所有をより手頃なものにし、間伐などのプロジェクトの資金調達コストを下げるため、導管収入債を発行している。この企業は公的資金を受け取らないが、その余剰収益はアリゾナ州住宅信託基金と経済機会局に分配される。設立以来、アリゾナ州IDAは約$6億円を州に提供している。
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